マイホーム購入を考える3つのタイミング

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住宅の購入は人生にとって大きな転機となります。

 

一戸建てでもマンションでも後悔のないよう計画を立てたいと、誰もが思うことでしょう。

 

そこで、購入の最適なタイミングを判断するための基準を3つご紹介します。

 

 

 

人生の転機で考える

節目となる人生のイベントをきっかけに住宅を購入する方が多いようです。

 

暮らしが大きく変化する時、気持ちが上向きで夢にあふれていると計画につながりやすいでしょう。

 

パートナーとの結婚や、もしくは一緒に暮らす時に購入すると、環境と同時に気分も変わるかもしれません。

 

二人で始める幸せな新生活への期待がさらにふくらみます。

 

 

 

お子さんの出産を控え、家族が増えるタイミングでの購入も多く見られます。

 

お子さんとの生活を考えると、家の広さや間取りの条件が今までと変わってきます。

 

子育てをイメージしながらの住宅選びも、また楽しい経験と言えるでしょう。

 

長期的にお金がかかるため、住宅ローンの支払いが無理なくできるよう気をつけましょう。

 

 

 

定年後の退職金を予算に、お子さんが独立した後で購入するプランもあります。

 

この場合のメリットは、ある程度まとまった金額を資金にできるという点。

 

ただし、老後の生活資金をきちんと計算したうえで予算を決める必要があります。

 

 

 

購入資金の見通しがついたタイミングで考える

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資金が貯まった時に購入に踏み切るという方法もあります。

 

資金には自己資金と借入金(住宅ローン)があり、頭金や手数料といった自己資金はあらかじめ貯めなければなりません。

 

目安として物件価格の1割~2割以上が一般的です。

 

中には100%フルローンで購入される猛者の方もおられますが、必要な自己資金を貯めてから購入の計画を立てると現実的でもあり安心かと考えられます。

 

 

 

昇進や事業拡大で継続的な収入アップが見込めるなら、そのことを見据えて計画しても良いでしょう。

 

共働き家庭の場合、出産や育児で収入は減ることがあります。

 

家庭の収入がこれからどう変化するか推測して、資金計画を立てていきましょう。

 

 

 

住宅ローン返済期間で考える

定年前後に住宅ローンを完済できるよう、逆算して購入時期を決める方法もあります。

 

返済期間が最長35年という場合が多い住宅ローンですが、完済を定年に合わせて一度計算してみましょう。

 

定年を60~65歳とすると、20代後半~30代で購入することになります。

 

繰り上げ返済というプランもありますが、先行きが不透明だと可能かわからない方は多いでしょう。

 

 

 

老後も支払うリスクを減らすには、若いうちの購入が望ましいと言えます。

 

人生の転機や資金面のタイミングも重要ですが、年齢と返済期間から購入を決める選択肢もあります。