住宅ローンの種類を知ろう

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自分に合った住宅ローンを選ぶためには、まずどのような住宅ローンがあるのか基本知識を踏まえる必要があります。

 

その中から、いくつか見つくろって情報を収集し、直接店舗に足を運んで相談やシミュレーションを実施し、最終的に最適な住宅ローンを選ぶのです。

 

住宅ローン選びの最初の段階として、住宅ローンを融資する主体別に三つの種類に分けて見ていきましょう。

 

 

 

返済可能額から考える

住宅ローンは融資する主体によって「民間住宅融資」「公的住宅融資」「協調融資」があり、返済期間やサービスの異なる多彩な商品が揃います。

 

豊富なバリエーションから最適なものを選ぶ力が求められますが、まずはインターネットや雑誌で情報収集しましょう。

 

 

貯金額や世帯収入額から、住宅の購入価格に応じたおよそのローン返済額を算出しましょう。

 

わからない場合は銀行や住宅ローン会社若しくは、不動産会社の担当者にシミュレーションしてもらうことをおすすめします。

 

金利や返済計画を含めて「借りられる金額」より「返済できる金額」を導くことがポイントです。

 

金融機関もこの基準から最終的な融資の判断をします。

 

 

弊社の場合は、上記のすべてを担当者がお客様に替わってご対応していきますのでご安心してお尋ねください。

 

 

 

民間住宅融資と公的住宅融資

この二つは融資する主体のほかに、住宅ローンの種類の多さがまったく違います。

 

 

■民間住宅融資

 

銀行、信用金庫、労働金庫、住宅ローン専門会社が用意していて、一つの金融機関でも商品数が豊富です。

 

あるメガバンクでは一般的な住宅ローンに加えて「WEB申し込み専用」「住み替え向け」「リフォーム向け」などタイプがさまざま。

 

金利や返済方式によってさらに種類が分かれています。

 

 

■公的住宅融資

 

公的な機関が主体となっています。

 

例として、会社で財形貯蓄をしている人向けの「財形住宅融資」や一部の自治体での「自治体融資」など。

 

民間住宅融資よりも数が少ないです。

 

 

■長期固定金利フラット35

 

フラット35は住宅金融支援機構と民間金融機関の連携による「協調融資」で、民間住宅融資に分類されることもあります。

 

借入時に決めた金利が続いていくシステムが、記録的低金利のなか人気を集めています。

 

将来にわたって返済額がはっきりとわかる分、ライフプランを立てやすいのが魅力です。

 

 

民間住宅融資でも同じタイプのものはありますが、貸出金利が今後上昇しても住宅ローンの金利を上げられないため金融機関には敬遠されがちです。

 

フラット35は、住宅金融支援機構のサポートにより、長期固定金利で貸付しやすくなっています。

 

 

その他のメリットでは、保証料や繰り上げ返済手数料がかかりません。

 

そして物件の設計・現場検査による技術基準の適合チェックが実施されます。

 

基準をクリアしなければ融資されない厳しさがある一方、融資を受ける安心感につながります。

 

各種性能評価を活用する場合は、手続きを行うことで検査を省略できます。

 

検査は融資条件の判断に使われ、住宅性能や瑕疵がないことの保証にならないことも覚えておきましょう。