引っ越しのチェックポイント
荷物の移動だけではなく、引越しの際にはさまざまな手続きが必要です。
新居での暮らしをスムーズに始めるためにも下記の一覧をチェックしておきましょう。
<引越し前>
1.荷造りに必要な資材を揃える
万が一引越し会社の資材が足りない場合に備えて用意しておきます。
みかん箱ほどの大きさのダンボールをいくつか、ガムテープ、割れものを包む古新聞などがあると良いでしょう。
2.新居のレイアウトを考える
入居後に家具・家電を動かすのは大変です。
引越し前にレイアウトを考えておきましょう。
事前に1/100、1/50くらいの縮尺図面を入手しておき、家具・家電のサイズを測り、厚紙をそのサイズ(1/100は1cmが1m・1/50は2cmが1mの計算です。)切って間取り図に配置してみてください。
※切り出した紙に家財の名称を書いておくと便利です。
注意“ コンセントが家具の裏側にならないように注意してください。
3.電話の移転・引き込み工事の手配
固定電話がある場合は、引越しすることをNTTの116番に連絡してください。
回線を新設する場合は、本人立ち合いで工事を行うため工事日の予約が必要です。
4.ガス開栓の予約
新居の最寄りの営業所に予約をしましょう。
こちらも本人の立ち合いが必要ですので早めに日程を決めておきましょう。
5.友人・知人へ引越しを知らせる
お世話になっている友人・知人へ転居はがきを送ります。
引っ越すことや新住所を記載しましょう。
6.荷造り
ダンボールの外側にマジックなどで内容を書いておくと後で混乱しません。
引越し会社に任せる場合は、貴重品など自分で管理するべき荷物を1つにまとめておくと便利です。
段ボールに引越し先で整理する際の優先順位の番号をつけておき、先に整理するものを手前若しくは上にしておくと引越しがはかどります。
7.転出届の手続き
現住所の市区町村役場へ行って住民票の転出届の手続きをします。
引越し先で新住所を登録するときに必須となるため、印鑑を持参のうえ交付してもらいましょう。
8.廃車届の手続き
原動機付自転車の廃車届を、現住所の市区町村役場で手続きします。
新住所で車両番号の交付を受けることになります。
9.郵便の転送届の提出
郵便局の窓口にある転送届を記入のうえポストに投函しましょう。
手続きを済ませておくと旧住所に郵便物が送られても1年間は新住所まで転送されます。
10.冷蔵庫・洗濯機の水抜き
あらかじめ水抜きしておくと当日の運搬がすぐにできます。
11.現在の住まいの掃除
退去時はきちんと掃除をしておきましょう。
敷金の返還額が変わることもあります。
12.新居の掃除
荷物を運ぶ前にあらためて全体を拭き掃除しておくと良いと思います。
収納スペースの防カビ対策もした方が良いでしょう。
<引越し当日>
1.荷下ろしの立ち合い
引越し会社の車やレンタカーは近隣の迷惑にならない場所に止めます。
大家さんや管理会社の指示にしたがい、付近に駐車場があるかを確認しておきます。
荷下ろしの後は荷物の数がまちがいないか、損傷がないかをチェックしましょう。
2.設備の点検
ドアの開閉、エアコンの動作、水漏れ確認など各設備を点検します。
不備があれば大家さんか管理会社にすぐ知らせましょう。
3.ガス・電気・水道の使用開始の連絡
入居前に電気・ガス・水道の開始日を各営業所に連絡してください。
電気・水道は通常すぐに使用できますが、ガスは開栓の予約日に立ち会う必要があります。
5.掃除とごみの処理
簡単な掃除や片づけの準備をするため、ぞうきんやごみ袋を用意しておきます。
搬入後は、建物の玄関や廊下を散らかしていないか、建物にキズをつけていないか確認しましょう。